難度海どんぶらこブログ

つれづれ書いていきます。

女性優遇はいっときの夢

いきなり政治の話ですまない。

しかし、このままだと日本社会は終わっていくんじゃないかなと思う。

 

いま僕の職場には40代のママが複数人いるが、その人たちが色んな意味で逃げ切り世代なのだと思う。今後は結婚にしろ出産にしろ休職にしろ復職にしろ、これまでのように管理職クラスや同僚たちが耐え忍んで、「女子」たちの自己実現を支援できていた時代はそろそろ終わるだろう。これからは真の意味で男女平等が求められ、現代の20代の男女平等ネイティブ教育を受けてきた世代はさらに煮湯を飲まされることになるだろう。

 

そもそも女性は昔から、自分と家族の生活を考えるだけでもともと手一杯だったのだ。科学技術が進歩し家事が楽になって、産業の高次化にともなって力の弱い女性でもできる仕事が増えた。交通網の発達やグローバル化、頭の良い子供をもれなく受験競争に引っ張り込む教育制度、全国から青田狩りする就活業界や転職産業の成長などによって、地方の人間が都会に出てきたり、転勤も当たり前となって地域の自治活動は崩壊または大幅縮小を余儀なくされた。女性の果たしていた役割もなくなり、もともと男性が担っていた「外で稼いでくる」という行為を、女性も担わされるようになってきた。仕事には賃金が発生する以上は責任が伴う。実際にはその責任に耐えきれない女性が若くしてメンタルクリニックに通ったり、長期休職して職場に大迷惑をかけたり、責任ある立場を急に結婚して辞めたりしているおかげで、日本の労働環境はどんどん疲弊していっている。

そんな環境にこれからの若い世代が送り込まれて、活躍できるだろうか?僕が彼らの立場だったら、そもそもそんな環境に巻き込まれるのはごめんだと思うだろう。彼らは賢い。2010年代以降女性が増えていって先進的だと思われていた職場は、2020年代以降どんどんとそのツケを払わされて崩壊していくだろう。そのような職場に若者は寄りつかないし、たとえ間違えて迷い込んでしまったとしても、流行りの転職サービスを使ったり、マッチングアプリでいい相手を見つけて結婚して早々に辞めていったりするだろう。

女性活躍なんてまやかしだ。女性はいつも自分(と家族)の立場が第一なのだ。もちろん例外的な女性もいるが、一般的に女性は仕事上の損しか追わないような責任をとにかく嫌う。文字通り「男気」がないのだ。それを批判しているわけではない。そういうものなのだ。自然の摂理と言えるだろう。女性がそのようでなければ我々人間はこれまでイエを守っていくことができなかったのだ。その点で言えば、これからの時代は人類(日本人にとってだけかもしれないが)にとって試練続きとなっていくだろう。

とにかく暗い世の中だ。

少なくとも僕の周囲には僕と考えの近い人を置いておきたい(理解のある奥さんがいてくれるとなおよいが現実は厳しい)。しかし大っぴらにこんなことを言えば人権侵害だの時代錯誤だの価値観のアップデートが済んでいないだの(なぜあなたの価値観の方が上位だと思っているのか?)、近視眼的な視点しかない人たちからしょうもない批判を受けるのはわかりきっている。だからこうしてブログでちょっとだけ嘆いたりしてみるのだ。